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秋の花が咲き始めました |
秋らしくなってきました
睦草アトリエのそばの緑道のハナミズキが紅葉し始めました。アプローチのミズヒキソウ、ホトトギス、ノギク、ダンギク、フジバカマも次々と咲き出しました。秋になると、同じ花でも花色が濃くなるようで、深みのある落ち着いた色合いは格別です。みなさまも、お作りになられた苔玉や盆栽をお部屋に飾り、秋を楽しんでくださいね。
10月のお手入れ
植生に応じた置き場所に秋のやわらかな日差しの季節になりました。ひなたが好きな植物はしっかり日に当てましょう。
水やりは1日1回
すっかり秋になりました。水やりの頻度の目安は、1日1回です。ただ、乾いた秋晴れの日や風の強い日は注意してくださいね。鉢や植物をよく観察して、頻度を調節しましょう。
春の芽出しに肥料は重要
植物たちは、翌春に向けて準備を初めています。この時期は肥料をしっかり与えましょう。
害虫対策
アブラムシや、グンバイムシ、ハダニなど、まだまだ害虫が出る時期です。早期発見、早期対策が重要です。よく観察して、見つけたら、スプレーをかけて速やかに退治しましょう。私は、2~3か月おきにオルトラン粒剤(株元に少量埋めておくようにすると、水にとけた成分が植物の中に入り、葉自体が殺虫効果を持つようになります)で予防しています。
下葉を整理し、枯れ色を楽しむ
夏の疲れが出た鉢も、そろそろ落ち着きを取り戻す頃です。地面に落ちた葉や、下の方についた完全に枯れた葉を取り除き、これから咲く秋の花を楽しめるように整理しましょう。秋は苔も生長する時期なので、光や風が当たるようにします。これからの季節は、葉の先が枯れてきたりしますが、秋は枯れ姿も楽しみの一つ。枯れ草や枯れ葉をある程度残し、枯れ色の秋の風情を味わいましょう。
紅葉の季節
ハゼノキやモミジ、ナンテンなどの紅葉が楽しめる季節になりました。特にハゼノキは、紅葉が始まると、日に日に色を変え、見事な秋の景色を見せてくれます。しかし、葉が落ちるのも早いです。素敵な景色を見逃さないようにしてくださいね。
飾る楽しみ
外を歩き回るのによい季節になりました。秋らしい添配(盆栽のそばに置く小さな置物)を探しに散歩に出てみませんか?ドングリなどの木の実を一緒に添えると景色が秋に変わります。少し大きな公園に行くのもいいかもしれません。いつもと見るところが違う散歩になりますよ。
ドングリやクルミ、松ぼっくり |
陶芸体験教室の作品
12月下旬から2月上旬まで、盆栽作りには適さないので、陶芸体験教室を再び企画したいと思っております。
前回、ご予定が合わなかった方など、ご希望ありましたら、ぜひ、ご参加ください。睦草だよりでまた申し込みについてのご案内をさせていただきます。
大竹先生の鉢や陶盤はとても人気で、展示会などで販売されるとすぐに売り切れになってしまいます。もしも、私の使っている鉢や陶盤(Instagramで「#大竹慎一郎さんの鉢」「#大竹慎一郎さんの陶盤」のハッシュタグをつけています)、大竹先生のInstagramの作品(https://www.instagram.com/wannoji/)でご希望のものがあれば、注文して制作していただくことができます。1点ものを作る作家さんなので、まったく同じものにはなりませんが、大きさや形、雰囲気など似たものを作っていただけます。ご希望の方は、教室で注文を承りますので、お声がけください。
10月~11月に活躍する草花
日当たりの良い草原に自生しています。まっすぐ伸びた茎の先に、黄色い花をたくさん咲かせます。ノコンギクやリンドウなどの青系の花にも相性がよく、秋の景色を作るのに活躍します。
この草花の入った山野草の盆栽は、
https://www.instagram.com/explore/tags/suzuranra66/
秋の展示会
今年は、新型コロナウイルスの影響で、秋の展示会も中止になるところが多いようです。昨年の秋にご案内した、東京展、山野草樹会の展示会も残念ながら中止となりました。来年の春は、展示会が開催できることを心から願っています。
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