小さな自然と一緒に暮らす 季節ごとに姿を変える山野草の盆栽、その作り方、育て方をお伝えする教室です。

2023年3月15日水曜日

2月の盆栽教室の風景とみなさまの作品





 

 2月は、アプローチの馬酔木のつぼみがほころび、アトリエ横の庭では、水仙が勢いよく新芽を伸ばします。春の息吹が少しずつ感じられる気持ちの良い季節、春から初夏にかけて楽しむ寄せ植えを作りました。


■鉢盆栽





 2月は、春を告げるユキワリソウやスミレ、それに合う、コクリュウやフイリリュウノヒゲ、後半はタイワンバイカカラマツなど初夏まで楽しめる苗を準備しました。緑の葉からパステルカラーの花の色がのぞくと、春の気分になりますね。


半日陰が好きな植物で作る鉢盆栽
雪割草(早春:花)
ミヤコワスレ(春~初夏:花)
コバノタツナミソウ(春~初夏:花) 
鉢:片岡美津江さん



小さな鉢二つで作る鉢盆栽
左 スズメノヤリ(春:穂  年間:葉)
  鉢:信楽焼
右 フイリリュウノヒゲ(秋:実 年間:葉)
  雪割草(早春:花)
  鉢:遠藤正樹さん


日なたが好きな植物で作る鉢盆栽
タイワンバイカカラマツ(春~夏:花)
ヒゴスミレ(春:花)
ノコンギク(秋:花 ・綿毛)
鉢:片岡美津江さん


 
半日陰が好きな植物で作る鉢盆栽
雪割草(早春:花)
フイリリュウノヒゲ(秋:実 年間:葉)
コバノタツナミソウ(春~初夏:花) 
鉢:信楽焼

 


半日陰が好きな植物で作る鉢盆栽
雪割草(早春:花)
コクリュウ(秋:実 年間:葉)
コバノタツナミソウ(春~初夏:花) 
鉢:片岡美津江さん



 
半日陰が好きな植物で作る鉢盆栽
雪割草(早春:花)
コクリュウ(秋:実 年間:葉)
洋種ジュウニヒトエ(春:花 ) 
鉢:阿部三有紀さん

 

半日陰が好きな植物で作る鉢盆栽
雪割草(早春:花)
コクリュウ(秋:実 年間:葉)
コバノタツナミソウ(春~初夏:花)
鉢:大竹慎一郎さん

 
葉を楽しむ草を入れた鉢盆栽
左 スズメノヤリ(春:穂 年間:葉)
  鉢:生徒さん自作(陶芸体験)
右 タイワンバイカカラマツ(春~夏:花)
  スズメノヤリ(春:穂 年間:葉)
  ヘビイチゴ(春:花・実 )
  鉢:生徒さん自作(陶芸体験)




半日陰が好きな植物で作る鉢盆栽
雪割草(早春:花)
フイリリュウノヒゲ(秋:実 年間:葉)
コバノタツナミソウ(春~初夏:花 ) 
鉢:片岡美津江さん
 

樹木と山野草の寄せ植え盆栽
ユキヤナギ(早春:花 秋:紅葉)
オヘビイチゴ(春:花 秋:紅葉)
ヒゴスミレ(春:花 ) 
鉢:信楽焼
 

■お手入れ

お手入れ前
左側
冬の間の寒風から守るためにあえて残しておいたノコンギクの茎。苔が少し茶色になっています。
右側
フイリリュウノヒゲが長くのび、ミヤコワスレの下葉が茶色になっています。


お手入れ後
茶色の葉をすべてとり、多すぎた葉を調整しました。苔もはがしてもう一度張り、すっきり綺麗に生まれ変わりました。



 2月は、緑の新芽が動き出し、春の花の彩り見えてくる楽しい季節。日に日に緑が増え、つぼみが膨らんでいく様子が見られるのも、山野草盆栽の楽しいところです。
 また、この時期は、お手入れするのにも最適なシーズン。地下茎で増える草花などは、春になるとびっくりするようなところから芽を出します。それを最適な位置に植え替えて、もう一度作品に仕立て直すことをしないと、荒れた庭のようになってしまいます。この抜いたり、新たな位置に植え替えるのは、まだ根が強く張っていないこの時期にやるのが一番簡単。抜いた苗は別の鉢に加えることもできます。お手入れは、新たな鉢を作るのとはまた違った面白さがあります。やり方を覚えて、自分で他の鉢もお手入れしていただければと思っています。



2023年3月6日月曜日

4月の盆栽鉢の1day ショップのご案内







  4月の1day ショップ(山野草盆栽の鉢・陶盤の販売の月1回のショップ)は、4月15日(土)です。鉢や陶盤をぜひ、探しにいらしてください。植えたい植物がある場合は、それをお持ちいただいて、鉢に入れたり横においたりしてお選びいただけます。


 ※山野草盆栽や苔玉の販売はありません。


 盆栽教室用の小さなアトリエで行うので、2名入れ替えで予約制となります。ご希望の方は、こちらのページからお申込みください。(予約は前日18時まです。)

2023年3月4日土曜日

4月の山野草・苔玉の盆栽教室のご案内


エゾハナシノブとイヌナズナとスズメノヤリの山野草盆栽





 4月の山野草、苔玉の盆栽教室の日程が決まりました。


 ご希望の方は、こちらのページをご確認の上、お申し込みください。盆栽教室の入会は随時可能です。教室の様子を体験できる「体験レッスン」をぜひどうぞ。

引き続き、新型コロナウイルスの感染拡大防止の対策をとり、定員も通常4名のところ、3名とさせていただきます。状況により適宜変更いたします。ご迷惑をおかけしますが、何卒、よろしくお願い申し上げます。