小さな自然と一緒に暮らす 季節ごとに姿を変える山野草の盆栽、その作り方、育て方をお伝えする教室です。

2024年9月30日月曜日

10月の盆栽鉢の1day ショップのご案内





 東京もようやく涼しくなってきました。花の色が濃くなり、秋を感じる季節です。

  10月の1day ショップ(山野草盆栽の鉢・陶盤の販売の月1回のショップ)は、10月27日(日)です。秋は、盆栽づくりに恰好の季節です。ぜひ、お気に入りの鉢を見つけにいらしてください。最近は、山野草の盆栽だけではなく、樹木の盆栽や多肉植物、観葉植物の鉢をお探しの方もいらっしゃいます。少し個性あふれる鉢は、そんな皆様にも楽しんでいただけるのではないかなと思います。

  植えたい植物がある場合は、それをお持ちいただいて、鉢に入れたり横においたりしてお選びいただけます。


 ※山野草の寄せ植え盆栽や苔玉の販売はありません。


 盆栽教室用の小さなアトリエで行うので、2名入れ替えで予約制となります。ご希望の方は、こちらのページからお申込みください。(予約は前日18時まです。)

2024年9月3日火曜日

10月の山野草・苔玉の盆栽教室のご案内






小さなノギクの根洗いとうさぎの人形




 10月の盆栽教室の日程が決まりました。

 10月になると、東京狛江のアトリエも気温も下がり、窓を開けると気持ちの良い風が通ります。そして、10月は盆栽を作るのにとてもいい時期。秋の花はもちろん、紅葉、実、穂など、楽しめるこのがたくさん。ぜひ一緒に、部屋の中に秋を呼び込むような、素敵な作品を作りましょう。

 また、秋の苔玉は、これから紅葉を楽しめるものを準備します。東京でも。緑から黄色やオレンジ、赤へと変わっていく姿を楽しめますよ。

 ご希望の方は、こちらのページをご確認の上、お申し込みください。盆栽教室の入会は随時可能です。教室の様子を体験できる「体験レッスン」をぜひどうぞ。現在、睦草5周年記念キャンペーン中で、入会金が5,500円(税込)→3,300円(税込)。なんとなく興味を持っていらっしゃる方、この機会にどうぞいらしてみてください。毎月決められた日時に通う形ではないので、東京近郊以外の方も、最近、増えてきています。

 金、土、日が定休日でない、ショップ等オーナー様・スタッフ様メニューはこちらにございます。プライベートレッスンがご希望の方はこちらへどうぞ。

 引き続き、定員を通常4名のところ、3名とさせていただきます。

講座の内容や受講費用などについては、サイト上部のタイトル下のリンクや右のメニューバーのリンクからご確認ください。


睦草 5周年記念キャンペーン


うさぎの人形と小さなプレゼント二つの写真


  おかげさまで、山野草の盆栽教室、睦草は、5周年を迎えることができました。これを記念し、また、会員の皆様への日頃の感謝を込めて、二つのキャンペーンを実施します。


 ◆新規会員の皆様向け 入会金割引キャンペーン

 2024年9月2日から2025年3月31日まで、入会金割引を行います。

 通常 5,500円(税込)→ キャンペーン価格 3,300円(税込)

 いつもの入会特典のプレゼント 肥料(880円)と肥料ケース(330円)ももれなく差し上げます。

 山野草の盆栽や苔玉に興味のある方、ぜひ、この機会に体験レッスンからどうぞ。毎月決められた日時に通う形ではないので、東京近郊以外の方も、最近、増えてきています。


 ◆既存会員の皆様向け プレゼントキャンペーン

 2024年9月の教室と10月の教室にご参加の皆様に、小さな盆栽鉢を一つプレゼントします。いろいろな種類があるので、お好きなものをお選びいただく形となります。


モミジの盆栽と小さな盆栽鉢がたくさん並ぶ写真



 ぜひ、いらしてみてください。



2024年9月2日月曜日

睦草 創立5周年となりました

姫油薄・清澄白山菊・石垣屋久島菫・弟切草 
2019年秋(夏に制作)


 9月2日で山野草の盆栽教室 睦草は5周年を迎えることができました。

 振り返るとこの5年間は、あっという間であったような、いろいろなことがあったような不思議な時間です。

 IT企業に勤めて、そろそろ役職定年後のことを考えなければいけないなとおぼろげに感じていた、50歳前後。「自分はITよりも、植物、自然、古いものの方が好き、もっとそちらを究めたい。そして、小さな自然と暮らす楽しさを他の人にも伝えたい。」人と話をする中でふと思いました。

 セカンドキャリアを考えるにあたり、ITの仕事ではなく、自分の興味のあることをとことんやってみるのもありなのではいか、そんなことを思ったのが今思えば睦草の始まりのきっかけです。

 最初のチャレンジは、山野草盆栽の写真をアップするInstagramを始めること、友達向けのワークショップを週末にやってみること。石橋を叩いて割ってしまうくらい慎重な私にとって、どちらもとても勇気のいることでした。

 それでも、最初の一歩を踏み出せば、「今まで全く面識のなかった人と新たにつながることの面白さ」を経験することができ、「自分は何が楽しくて、何が嫌か」という新しい発見がありました。その小さなチャレンジが、自分で自分の働く場を作り、企業で働くのとは違う楽しさや難しさを味わうというのもよいのではという考えにつながります。長年働いていた会社を思い切って辞め、睦草を立ち上げたのがちょうど5年前の今日。

 山野草盆栽は、最初に鉢に植えたところがスタートで、その後、長く育てていくなかで、時間や自然環境、偶然の出来事を味方にしながら、作品にしていきます。

 この睦草の教室も、同じだなと思います。Instagramで盆栽の鉢作家の陶芸の先生に出会い、雑木と山野草の寄せ植えの勉強会を紹介していただき、展示会で飾るという機会をいただく。その偶然のような必然のようなことの積み重ねで、私の知識や技術や経験、人とのつながりがどんどん増えていく。それを他の皆様に伝える場として睦草の教室が存在し、その活動の幅が広がっていく。いい循環を作るのが、自分で事業をするということなのではないかなと、最近感じています。

 このいい循環をつくれたのは、本当に多くの人が力になってくれたおかげです。盆栽の先生、陶芸の先生をはじめ、勉強会や展示会の先輩方、山野草の苗や苔、鉢の仕入先のみなさま、多くの方が、私の営みを理解してくれ、サポートしてくださいました。そして、何よりも、この教室に通ってくださる、生徒のみなさま。生徒のみなさまの笑顔や、山野草の盆栽に対する興味や熱意がこの循環を動かす大きな原動力になっています。

 みなさま、本当にありがとうございます。

 睦草が、山野草の盆栽の作品と同様、年を経るごとに魅力的な場になっていけるよう、引き続き、力を尽くしてまいります。これからもどうぞよろしくお願いいたします。



冒頭写真の5年後の姿
姫油薄・清澄白山菊・弟切草・竜胆・夕化粧
地縛り・犬香需・姫莎草・小鮒草


2024年9月2日

東京 狛江 山野草の盆栽教室 岩下 由紀子