小さな自然と一緒に暮らす 季節ごとに姿を変える山野草の盆栽、その作り方、育て方をお伝えする教室です。

2021年5月2日日曜日

4月の教室風景とみなさまの作品

アトリエのガラス越しに見えるジューンベリー
 


オオコマユミとヘビイチゴの草木盆栽とヒナソウの小さな鉢



 アトリエの庭には、ジューンベリーの木があります。4月前半は、真っ白な花でいっぱいになり、後半はそれらが、緑の実になりました。メジロやキジバトがこの木によく遊びに来ます。赤い実になると、もっといろいろな鳥たちがやって来るでしょう。

 ■苔玉

 4月の苔玉は、1名。既にナンテンの苔玉をお持ちの方だったので、四季咲きシモツケでお作りいただきました。春から秋にかけて花を楽しめます。
 
大竹慎一郎さんの陶盤の上の四季咲きシモツケの苔玉
四季咲きシモツケ
大竹慎一郎さんの陶板にのせ、ヒヨコの人形と一緒に


 ■鉢盆栽

トレイに入れられた春の山野草苗

トレイに入れられた春の山野草苗

 

 今年は、例年よりも早く花が咲くように思います。5月に咲く花もすでに開き始めておりました。ミヤコワスレやチシマタンポポ、ヒメフウロソウなど花期の長いものと少し先に咲く、ナチアワモリショウマ、タンナチダケサシ、シュムシュノコギリソウなどを取り揃えました。小さい鉢には、クジャクシダなど涼やかな葉を長く楽しめるものや、花期の長いヒメフウロソウなどを。また、秋に背の高くなる、ホトトギスやフジバカマは根の切れるこの時期に鉢に収めておくと作りやすいものです。Step2の皆さんには、そんな秋の花も準備いたしました。

山野草盆栽とニワトリとひよこの人形
春の景色を作る鉢盆栽
オダマキ(春:花 秋:草紅葉)
ヤクシマツルキンバイ(春:花 秋:草紅葉)
コメガヤ(年間:葉 春:花)
鉢:信楽焼

山野草盆栽とフクロウの人形
年間楽しめる鉢盆栽
ミヤコワスレ(春:花)
ホトトギス 秋月(秋:花)
ナチアワモリショウマ(夏:花)
コメガヤ(年間:葉 春:花)
鉢:生徒さん自作鉢

お手入れ前の三つの山野草盆栽
今まで作った鉢のお手入れ(お手入れ前)
初めての春のお手入れを一緒に行いました。枯れ茎や枯れ葉、不要な草を取り、位置の悪いものを植え替えます。一鉢は、弱っていた苗を取り出し、新たな苗を加えてリフレッシさせました。
お手入れ後の三つの山野草盆栽と新しい小さな鉢盆栽
今まで作った鉢のお手入れ(お手入れ後)
右から三つは、お手入れした鉢
一番左は、余剰になった苗と新しい苗で一鉢作りました。
フイリリュウノヒゲ(年間:葉 初夏:花 秋:実)
オトメギボウシ(初夏:花 春~秋:葉)
鉢:信楽焼

山野草盆栽とひよこと卵の人形
ひなたが好きな草花で作る鉢盆栽
ミヤマオダマキ 白(春:花)
チシマタンポポ(初夏:花)
ナチアワモリショウマ(夏:花)
鉢:信楽焼

山野草盆栽とウサギの人形
ひなたが好きな草花で作る鉢盆栽
チシマタンポポ(初夏:花)
アサギリソウ(年間:葉)
ナチアワモリショウマ(夏:花)
鉢:安達好孝さん

山野草盆栽とウサギの人形
ひなたが好きな草花で作る鉢盆栽
チシマタンポポ(初夏:花)
大輪ヒメフウロソウ(春~秋:花)
シュムシュノコギリソウ(夏:花)
鉢:片岡美津江さん

山野草盆栽とウサギの人形

半日陰が好きな草花で作る鉢盆栽
ミヤコワスレ(春:花)
ナチアワモリショウマ(初夏:花)
フイリリュウノヒゲ(年間:葉 初夏:花 秋:実)
鉢:信楽焼

山野草盆栽とウサギの人形
半日陰が好きな草花で作る鉢盆栽
ミヤコワスレ(春:花)
ナチアワモリショウマ(初夏:花)
フイリリュウノヒゲ(年間:葉 初夏:花 秋:実)
鉢:片岡美津江さん

山野草盆栽とウサギの人形
小さな鉢二つ(その1)
クジャクシダ(春~秋:葉)
鉢:生徒さん自作鉢
山野草盆栽とウサギの人形
小さな鉢二つ(その2)
ツユクサ(初夏~秋:花)
ビロードセキショウ(年間:葉)
鉢:安達好孝さん

山野草盆栽とフクロウの人形
ひなたが好きな草花で作る鉢盆栽
チシマタンポポ(初夏:花)
八重ヒメフウロソウ(春~秋:花)
タンナチダケサシ(夏:花)
鉢:片岡美津江さん

山野草盆栽とウサギの人形

年間楽しめる鉢盆栽
ミヤコワスレ(春:花)
ホトトギス 秋月(秋:花)
シュムシュノコギリソウ(夏:花)
鉢:信楽焼

お手入れ前の山野草盆栽二つと苔玉一つ
今まで作った鉢のお手入れ(お手入れ前)
昨年の秋に作った鉢や苔玉の初めての春のお手入れを一緒に行いました。正面を改めて決め、枯れ茎や枯れ葉、不要な草を取り、スッキリさせました。
お手入れ後の山野草盆栽二つと苔玉一つと新しい小さな鉢
今まで作った鉢のお手入れ(お手入れ後)
余った時間で、小さな鉢一つを作りました。
左から二番目
チゴザサ(年間:葉)
鉢:阿部三有紀さん

高さのある台にのった小さな鉢盆栽と長方形の陶板にのった小さな鉢盆栽

小さな鉢二つ
左側
ヘビイチゴ(春:花 初夏:実 秋:草紅葉)
八重ヒメフウロソウ(春から秋:花)
鉢:生徒さん自作鉢
陶板:生徒さん自作陶板

右側
クジャクシダ(春から秋:葉)
鉢:信楽焼




 春は今まで作った鉢のお手入れの季節です。今月はお二人がお手入れのメニューで来てくださいました。鉢をリフレッシュさせるのは、新たに作るのとはまた違う楽しさがあります。リフレッシュした鉢を前に、生徒のみなさんがスッキリした表情になるのを見て、こちらも嬉しくなりました。
 
 今月もいろいろな作品ができあがりました。どんな作品に変化していくか、私も楽しみです。
 


2021年5月1日土曜日

3月の教室風景とみなさまの作品


オオイヌノフグリ


 道路からのアプローチの入り口は、野の花エリアになっています。この時期、オオイヌノフグリやヒメオドリコソウが陣取り合戦をします。刻々と花が入れ替わっていくのが面白いところ。何がメインになるかは、年によっても異なります。

 3月の苔玉は、1名。既に1回ナンテンをお作りになった方だったので、テリハノイバラを準備いたいました。初夏の白い花も綺麗ですが、うまくいくと、その後赤い実も楽しめます。

 
テリハノイバラの苔玉 ウサギの人形と共に

テリハノイバラ
半月の形の陶板にのせ、ウサギの人形と一緒に


トレイに入った春の山野草の苗

トレイに入った春の山野草の苗



 3月は、パステルカラーの花が次々と咲き、生まれたての緑の葉と素敵なコントラストを見せてくれます。花苗は、春から初夏に楽しめる、ユキシロキンバイ、台湾バイカカラマツ、タチツボスミレなどと、それに合わせる少し先に咲くコバノタツナミソウ、ミヤコワスレ、チシマタンポポ、シュムシュノコギリソウなどを準備しました。


ひなたが好きな草花で作る
ユキシロキンバイ(初春:花)
タチツボスミレ(春:花)
コバノタツナミソウ(春:花)
鉢:信楽焼




山野草盆栽 ニワトリとヒヨコと卵の人形と共に
春の景色を作る鉢盆栽
イヨスミレ(春:花)
ハルトラノオ(春:花)
ヤマルリソウ(春:花)
鉢:片岡美津江さん


山野草盆栽 ニワトリとヒヨコと卵の人形と共に
葉を楽しむ草花を加えた鉢盆栽
フイリヒメカンスゲ(年間:葉 春:穂)
台湾バイカカラマツ(初春~初夏:花 )
シロバナイヌナズナ(春:花)
チシマタンポポ(初夏:花)
鉢:生徒さん自作鉢




小さな鉢二つの間に子犬の人形に二匹
小さな鉢で作る鉢盆栽
バイカオウレン(初春:花)
鉢:萬古焼
台湾バイカカラマツ(初春~初夏:花)
スズメノヤリ(年間:葉 春:穂)
鉢:萬古焼


うさぎの人形と山野草盆栽
ひなたが好きな草花で作る鉢盆栽
台湾バイカカラマツ(初春~初夏:花)
タチツボスミレ(春:花)
シュムシュノコギリソウ(夏:花)
鉢:生徒さん持ち込み





うさぎの人形と山野草盆栽
ひなたが好きな草花で作る鉢盆栽
タチツボスミレ(春:花)
ヘビイチゴ(春:花 初夏:実)
シュムシュノコギリソウ(夏:花)
鉢:萬古焼





二匹のヒヨコの人形と山野草盆栽
ひなたが好きな草花で作る鉢盆栽
シロバナイヌナズナ(春:花)
オダマキ(春:花)
チシマタンポポ(初夏:花)
鉢:信楽焼





ニワトリとひよこの人形と山野草盆栽
春の景色を作る鉢盆栽
ヒダカハナシノブ(春:花)
シロバナイヌナズナ(春:花)
チシマタンポポ(初夏:花)
スズメノヤリ(年間:葉 春:穂)
鉢:片岡美津江さん
陶盤:生徒さん自作陶盤



 以前作った鉢で心配なもの、お手入れがわからないものは実物をお持ちいただき、アドバイスさせていただいております。今回、1名の方がお持ちくださいました。

半月の陶板の上の草もの盆栽
お手入れアドバイス(1年前に作った鉢)
台湾バイカカラマツ
ヘビイチゴ
カワラナデシコ
草花達がお互いになじみ、苔がいい感じの地面を作っています。カワラナデシコが元気が良すぎるのがちょっと心配とのこと。正面を新たに決め、他の草花が負けないように、カワラナデシコの強い新芽をカットしました。これからの開花が楽しみです。


 3月は上旬と下旬では、咲く花も変わってきます。みなさまのお選びになる草花もそれぞれで、いろんな組み合わせの鉢が出来上がりました。
 どんどん成長するこの時期、刻々と変わる景色を家でも楽しんでもらえたらと思います。