教室当日の流れ(鉢盆栽)

 1.山野草の盆栽について説明(初回のみ)

  季節毎の移り変わりや、年月とともに変化していく様子を写真や実物の作品でご紹介します。

 2.教材の草苗を選ぶ
 
教室の教材の野の花、山の花、グラス類

 トレイにその季節に楽しめる苗と次の季節に楽しめる苗を複数種類準備します。Step1では、まだ山野草について詳しくない方が多いので、その季節の旬の花をこちらで指定し、それに合わせる植物を候補の中から皆さんに選んでいただきます。あらかじめ使いたい山野草がある場合は、申込時に希望(具体的な植物名、赤い実の植物、白い小さなお花など)を書いていただきます。状態のよいものがあれば、準備させていただきます。


教室での山野草の花苗選び


 それぞれの苗について、特徴、開花時期などをまとめた資料を見ながら、ご説明します。花の色や形、背の高さ、葉の形などバランスを考えて苗を選びます。他の参加者とご希望が重なる場合は、お互いに譲り合って決めていきます。
 

3.鉢を選ぶ

山野草盆栽用の鉢の並んだ棚



 深いもの、浅いもの、釉薬のかかったもの、焼き締めのもの、大きさもいろいろあります。選んだ草苗に合うものをご自身で選んでいただきます。最初のうちは、植えやすい大きさや形のものをいくつかご紹介させていただきます。

4.山野草盆栽用の土を作る

山野草盆栽用の土づくり 赤玉土をふるっている様子

 いくつかの種類の土をブレンドして作ります。量って、ふるいで微塵をとりのぞき、土や砂を混ぜていきます。

5.ポット苗の土を取り除く

山野草をポットから抜き根ほどきしているところ

 ポットから苗を出し、土を落とします。

6.新しい用土で植え付ける

山野草を盆栽用の土で植え付けているところ

 
 自分で作った盆栽用土で鉢に植え付けていきます。水をあげて、苔を貼り、化粧砂を表面に置いて、霧を吹いて完成です。

7.育て方、飾り方の説明・月替わりの盆栽ミニ講座

作った苔玉を前に生徒の皆さまが育て方の説明を聞いている様子


出来上がった作品を見ながら、お手入れの方法や飾り方、盆栽の知識について資料を基に学びます。


8.記念撮影

生徒の方が作った山野草盆栽と陶板、陶製のうさぎの人形、植物名を記したネームプレートの写真

 好みの陶盤や小物と共に記念撮影。このときに、使った草苗を忘れないようにそれらを記したプレートも一緒に撮影しておきます。

9.会計&次回の予約

 使う苗や鉢によってそれぞれ費用が異なるので、最後に会計をします。苔玉を置く皿や陶盤、一緒に飾る人形、余った苗を植えるための小さな鉢や自宅で作る時用の鉢、苔玉のメンテナンス用の苔、肥料や肥料ケースなどもご購入いただけます。

 教室で次回の予約をすることも可能です。(自宅からネットで予約してももちろん大丈夫です。)