小さな自然と一緒に暮らす 季節ごとに姿を変える山野草の盆栽、その作り方、育て方をお伝えする教室です。

2023年5月25日木曜日

4月の盆栽教室の風景とみなさまの作品





 

 4月は、アプローチにコデマリ、ボタン、スズランが咲き、庭ではミヤコワスレやバイカイカリソウが次々と花を咲かせます。アトリエは窓を開けるとさわやかな風が通り、とても気持ちのいい季節です。


■苔玉


 4月は、イロハモミジやテリハノイバラなどを準備しました。



イロハモミジ
自然石の皿にのせて




■鉢盆栽

 4月の上旬は樹木と山野草の寄せ植えができます。今回はヤマアジサイを準備しました。また、山野草盆栽では、ユキシロキンバイ、コバノタツナミソウ、オヘビイチゴ、トウバナ、スズメノヤリなど春に咲く草花に加えて、オトメギボウシやミセバヤなど葉も楽しめる草花を準備しました。




樹木と山野草の寄せ植え
ヤマアジサイ海峡(初夏:花 )
コバノタツナミソウ(春:花)
アオスゲ(春:穂 年間:葉)
鉢:瀬戸焼


小さな鉢で作る鉢盆栽
オヘビイチゴ(春:花 秋:紅葉)
鉢:大竹慎一郎さん


小さな鉢で作る鉢盆栽
ミセバヤ(秋:花 年間:葉)
鉢:瀬戸焼



小さな鉢で作る鉢盆栽
ユキシロキンバイ(春:花 )
スズメノヤリ(春:穂 年間:葉) 
鉢:遠藤正樹さん

 
リング鉢で作る鉢盆栽
オトメギボウシ(初夏:花 春~秋:葉)
イシガキヤクシマスミレ(春~秋:花)
トウバナ(春:花)
鉢:大竹慎一郎さん



 
春の景色を作る
黒葉ニガナ(初夏:花 夏~冬:実)
フウチソウ(秋:穂 年間:葉)
トウバナ(春:花)
鉢:大竹慎一郎さん


葉を楽しむ草花を加えた鉢盆栽
カワラナデシコ(初夏:花 )
ヘビイチゴ (春:花 年間:葉)
ヤマスズメノヒエ(春:花)
鉢:片岡美津江さん


小さな鉢で作る鉢盆栽
ミセバヤ(秋:花 年間:葉 )
鉢:生徒さん自作鉢


小さな鉢で作る鉢盆栽
コバノタツナミソウ(春:花 )
ホソバギク(夏から秋:花  )



■お手入れ

 春はお手入の季節。新しく作品を作る際に、前に作った鉢も持ってきていただき、お手入れを学んでいただきます。昨年の茎や葉を丁寧にとり、変な場所から芽生えたもの、多すぎるものは整理し、苔も綺麗に張り直します。そうするとすっきりとした春の鉢ができあがります。



コクリュウ 雪割草 コバノタツナミソウ


ホタルブクロ オトギリソウ ツクシカラマツ 


アシズリノジギク 黒軸カリヤス ハマボッス


シモツケ




 4月のレッスンは、春の花はもちろん、生まれたての緑の葉を楽しみます。

 また、お手入れこの季節にお手入れすると、この1年の管理がとてもしやすくなります。山野草盆栽には必須の作業です。これは、新たに作るのとはまた違う楽しさがあります。

 お手入れのレッスンの際には、余った時間で小さな鉢の盆栽を作ることができます。小さな鉢は植物を単体で植えたり、2種類組み合わせたり、鉢の大きさや植える草花によってバリエーションがたくさん。鉢合わせ(植物に合わせて鉢を選ぶこと)も楽しく、毎回、皆様嬉しそうに悩んでいます。

 綺麗になった作品とともに、この一年楽しんでいただければないいなと思っています。


2023年5月23日火曜日

6月の盆栽鉢の1day ショップのご案内



山野草寄せ植え盆栽用の鉢・陶板・陶盤





  6月の1day ショップ(山野草盆栽の鉢・陶盤の販売の月1回のショップ)は、6月4日(日)です。鉢や陶盤をぜひ、探しにいらしてください。植えたい植物がある場合は、それをお持ちいただいて、鉢に入れたり横においたりしてお選びいただけます。東京近郊にお住まいの方で盆栽鉢や陶板を探していらっしゃる方、ぜひ、いらしてみてください。



 ※山野草盆栽や苔玉の販売はありません。


 盆栽教室用の小さなアトリエで行うので、2名入れ替えで予約制となります。ご希望の方は、こちらのページからお申込みください。(予約は前日18時まです。)

2023年5月2日火曜日

6月の山野草・苔玉の盆栽教室のご案内


山野草の寄せ植え盆栽 ヒメイワユキノシタ・イシガキヤクシマスミレ)






 6月の山野草、苔玉の盆栽教室の日程が決まりました。

 6月は、山野草盆栽を作るのにとても良い時期です。これから暑くなる夏を涼しくするために、緑いっぱいの鉢盆栽や苔玉を作るのもよいですよ。


 ご希望の方は、こちらのページをご確認の上、お申し込みください。盆栽教室の入会は随時可能です。教室の様子を体験できる「体験レッスン」をぜひどうぞ。3種の山野草の寄せ植え盆栽や苔玉を作ります。山野草の寄せ植えや苔玉に興味のある方、ぜひ、いらしてみてください。

引き続き、新型コロナウイルスの感染拡大防止の対策をとり、定員も通常4名のところ、3名とさせていただきます。状況により適宜変更いたします。ご迷惑をおかけしますが、何卒、よろしくお願い申し上げます。