小さな自然と一緒に暮らす 季節ごとに姿を変える山野草の盆栽、その作り方、育て方をお伝えする教室です。

2025年1月30日木曜日

3月の山野草・苔玉の盆栽教室のご案内









 3月の盆栽教室の日程が決まりました。

 3月は、東京、狛江の睦草アトリエではジューンベリーが咲く姿を窓越しに見られます。樹々の新芽も出てきて草木の息吹が感じられ、明るいアトリエでの作業はとても気持ちよいですよ。ぜひ、春を楽しむ鉢や苔玉を作りにいらしてください。

 ご希望の方は、こちらのページをご確認の上、お申し込みください。盆栽教室の入会は随時可能です。教室の様子を体験できる「体験レッスン」をぜひどうぞ。現在、睦草5周年記念キャンペーン中で、入会金が5,500円(税込)→3,300円(税込)。このキャンペーンは3月31日までとなります。なんとなく興味を持っていらっしゃる方、この機会にどうぞいらしてみてください。毎月決められた日時に通う形ではないので、東京近郊以外の方も、最近、増えてきています。

 金、土、日が定休日でない、ショップ等オーナー様・スタッフ様メニューはこちらにございます。プライベートレッスンがご希望の方はこちらへどうぞ。

 引き続き、定員を通常4名のところ、3名とさせていただきます。

講座の内容や受講費用などについては、サイト上部のタイトル下のリンクや右のメニューバーのリンクからご確認ください。


2025年1月9日木曜日

2月の盆栽鉢の1day ショップのご案内







盆栽鉢・陶板・陶盤









 東京狛江のアトリエの庭では、春の妖精、スノードロップが咲き始めました。寒さは一段と増す今日この頃ですが、植物たちは、春に向けて活動を開始しています。

 2月の1day ショップ(山野草盆栽の鉢・陶盤の販売の月1回のショップ)は、2月11日(火・祝)です。
 この頃になると、新たな制作や植え替えにうってつけのシーズン。ぜひ、鉢や陶板を探しにいらしてください。最近は、山野草の盆栽だけではなく、樹木の盆栽や多肉植物、観葉植物の鉢をお探しの方もいらっしゃいます。少し個性あふれる鉢は、そんな皆様にも楽しんでいただけるのではないかなと思います。

  植えたい植物がある場合は、それをお持ちいただいて、鉢に入れたり横においたりしてお選びいただけます。



 盆栽教室用の小さなアトリエで行うので、2名入れ替えで予約制となります。ご希望の方は、こちらのページからお申込みください。(予約は前日18時まです。)
















2025年1月8日水曜日

2025年あけましておめでとうございます




陶盤の上にのったナンテンの苔玉とヘビの干支人形







 新年、あけましておめでとうございます。

 昨年9月に、睦草の盆栽教室は5周年を迎えることができました。これもひとえに通ってくださる生徒さん、支えてくださる先生や先輩、仕入先の皆様のおかげです。誠にありがとうございます。

 昨年は、通ってくださる生徒さんの地理的な広がりがさらに増しました。飛行機や新幹線に乗ってきてくださる方もいらっしゃいます。東京に仕事や用事で来る際に、合わせて盆栽教室の参加を組み入れていただくという形も増えました。とてもありがたいことです。

 また、3年ほど前から始めた雑木と山野草の寄せ植え盆栽(草木盆栽)にチャレンジされる方も増えました。草木盆栽は、未来を予測しながら、時間をかけて樹形を作っていきます。生徒さんがお手入れを学ぶために持ってきてくださる作品を見るのも楽しいひと時です。
 昨年の模擬展示会では、この草木盆栽の作品が飾られるようになりました。樹木が入ることで、より深みのある景色を映し出すことができるようになります。今年は、さらにそのような作品が増えそうです。

 一昨年に引き続き、フローリストさんなど、別の形でお花を職業にしてくださる方もたくさん来てくださいました。山野草盆栽がいろいろな形で、広まっていくと嬉しいなと思います。

 昨年、私個人としては、引き続き、ぼんさい展の経験を重ねることができました。

■高尾駒木野庭園の陽春ぼんさい展、錦秋ぼんさい展への出展
 東京、高尾山のふもとの日本庭園の中の古民家で実施される展示会。昨年は、春と秋の2回、展示させていただきました。

 3月の陽春ぼんさい展、早春の林縁の景色を作ってみました。




 陽春ぼんさい展の様子はこちらから、インスタグラムの写真はこちらからご覧いただけます。


 11月の錦秋ぼんさい展、ススキやワレモコウ、フジバカマなど背の高い秋草をメインに、晩秋の景色を作ってみました。




 錦秋盆栽展の様子はこちらから、インスタグラムの写真はこちらからご覧いただけます。

 盆栽は、「作る・育てる・飾る」三つの要素がありますが、展示会に出展するたびに、「飾る」ということの奥深さを学んでいます。山野草の盆栽は、直前まで花の開花や葉の紅葉の具合がわからないため、ぎりぎりまで、作品の組み合わせを悩みます。そして作品が決まったら、鉢の配置や高低差を考え、それぞれの鉢にあった地板や陶板を選びます。いくつものパターンを試して、しっくりくるものが決まったとき、やっと安堵できるのです。
 
 とても悩んで苦労もしますが、趣のあるこの場所で飾れることは、大きな喜びです。今年も、よい景色を作れるよう、頑張りたいと思います。

 今年も、多くの人と出会い、山野草の盆栽の楽しさをわかちあえればと思っております。

 本年も、どうぞよろしくお願いいたします。