11月15日から18日まで、東京、高尾にある駒木野庭園で錦秋庭園ぼんさい展が開催されました。駒木野庭園は、高尾山の裏側、昭和初期に建てられた古民家とその庭を日本庭園に整備された趣のある場所。ぼんさい展では、その古民家の中で行われました。
今回は、紅葉がきれいなタンバススキとハゴロモフジバカマ、晩秋ワレモコウなど背の高くなる秋の草花を寄せた鉢をメインに、ノジギクやツルソバなどと合わせて晩秋の景色を作りました。
タンバススキ・ハゴロモフジバカマ |
ツルソバの花 |
いつもInstagramの写真で見てくださっている方が、足を運んでくださり、「写真もいいけど、やはり実物はそれ以上」「ずっと眺めていたい」とおっしゃってくださったり、お近くの方がいらして「着物の絵柄のようですね」とおっしゃってくださったり、数々の嬉しい言葉をいただきました。
展示会の楽しさは、こうして作品を介していろいろな方とお話することができること。そして、悩みに悩んで展示させていただくことで、「盆栽を飾る」ということを深く学ぶこともできます。とてもありがたい機会に感謝しています。この経験を盆栽教室でも生かしていきたいと思っています。
この駒木野庭園は、普段も立派な盆栽が庭に置かれ、その季節ならではの盆栽が室内に飾られています。日本庭園のベンチで和むのもとても気持ちがいいです。高尾山に行かれた際には、立ち寄ってみること、おすすめします。高尾駒木野庭園 (東京都 八王子市)