小さな自然と一緒に暮らす 季節ごとに姿を変える山野草の盆栽、その作り方、育て方をお伝えする教室です。

2026年7月8日水曜日

8月の山野草・苔玉の盆栽教室のご案内







 8月の盆栽教室の日程が決まりました。

 8月の東京は、かなり暑いので、鉢盆栽を作るのに適しません。苔玉レッスンのみとなります。

 通常の月よりも、苔玉のレッスン日が多くなりますので、苔玉をやってみたかった方、ぜひいらしてみてください。

 また、鉢盆栽よりも苔玉の方が作るのが簡単なので、教室の雰囲気を確認する体験レッスンにもおすすめです。

 緑の葉たっぷりの苔玉や、夏の草花の鉢盆栽は、暑い夏に涼を呼んでくれます。ぜひ、夏を楽しむ鉢や苔玉を作りにいらしてください。


【苔玉】8/19(水)10:00-12:00
【苔玉】8/19(水)15:00-17:00
【苔玉】8/21(金)10:00-12:00
【苔玉】8/21(金)15:00-17:00
【苔玉】8/22(土)10:00-12:00
【苔玉】8/22(土)15:00-17:00
【苔玉】8/23(日)10:00-12:00
【苔玉】8/23(日)15:00-17:00

 ご希望の方は、こちらの申込用サイト(Peatix)確認の上、お申し込みください。盆栽教室の入会は随時可能です。教室の様子を体験できる「体験レッスン」も受付用のページ(Peatix)から申し込めます。毎月決められた日時に通う形ではないので、東京近郊以外の方も、最近、増えてきています。

 水、金、土、日が定休日でない、ショップ等オーナー様・スタッフ様メニューはこちらのページにございます。自分の都合の良い日時で学びたい方、ひとりでじっくり学びたい方向けのプライベートレッスンをご希望の方はこちらのページへどうぞ。

 引き続き、定員を通常4名のところ、3名とさせていただきます。

講座の内容や受講費用などについては、サイト上部のタイトル下のリンクや右のメニューバーのリンクからご確認ください。

睦草 Web展示会 2026年春

 山野草盆栽や草木盆栽をいくつか組み合わせて、その季節ならではの景色を作るのが席飾り。盆栽教室の生徒の皆さんの作品を見ていただくリアルな展示会はまだ難しいので、写真に収めてWeb上で見ていただくWeb展示会という形をとっています。希望者を募って、盆栽教室の生徒のみなさんと私の作品の写真を撮りました。山野草盆栽や草木盆栽の見所は、咲いている花のみならず、新緑、実、穂、樹の立ち上がり、枝ぶり、地面の凹凸、苔、鉢合わせなどいろいろあります。この季節ならではの瑞々しい景色をぜひ、ご覧ください。



■日時  2026年6月6日 東京都狛江市にて撮影


■展示作品
   写真をクリックすると拡大してご覧いただけます。


江川 真理子

ヤマモミジ・ヒメカンスゲ・ダイコンソウ
ヒメカンスゲ・シダ(自作陶盤)
ドクダミ(自作陶盤)


ヤマモミジの新緑


ヒメカンスゲ・シダ


ドクダミ


ドクダミの花


 睦草の教室では、毎年、春に希望者を募って、高尾山の麓の小仏川沿いの野草観察を行っています。その時に見た風景をイメージして作った一席とのこと。おおらかに育った実生のモミジがメインです。この時期のモミジの葉は、明るい緑で、清涼感にあふれています。受けにしたのは、ヒメカンスゲとシダの寄せ植え。日陰の山道でであった景色そのものです。そこに、ドクダミの花をワンポイントにいれました。緑たっぷりの中で、白い花が引き立ちます。茶色になった花も時の流れを感じさせ、いい味わいを醸し出してくれました。



宅見 けい子

台湾バイカカラマツ・ヤクシマノギク・ヘビイチゴ
八重ヒメフウロソウ・コガネシダ


立ちあがり


ヘビイチゴのランナー


八重ヒメフウロソウ・コガネシダ


八重ヒメフウロソウの花とコガネシダ


 今回、初めて作った作品で、初めての席飾りに挑戦です。ヘビイチゴのランナーが長短、3本綺麗に伸びたので、それを生かしてメインの鉢としました。明るい緑の葉と赤い茎がやさしいラインを描いています。受けにしたのは、八重ヒメフウロソウ。小さなピンクの花は、一つだけになりましたが、かえって可憐さが際立ちました。寄せ植えしたコガネシダの明るい葉色も、春ならではの色合いで、花を引き立ててくれています。
 秋になったら、ヤクシマノギクの花とヘビイチゴの紅葉が競演し、コガネシダも黄金色に変わります。その姿も見てみたいなと思わせる、やさしい飾りとなりました。



大竹 美千代

ハゴロモフジバカマ・ヒメアブラススキ・ノギク・サクラタデ
ノギク・オトギリソウ(自作陶盤)
タマリュウ


ハゴロモフジバカマの葉

キク・オトギリソウ


キクの花


タマリュウ


 こちらも、今回、初めて席飾りに挑戦です。背が高く伸びる草の寄せ植えをメインにしました。繊細な切れ込みのハゴロモフジバカマの葉がこの季節の主役です。風が通り抜ける株元も涼やかです。受けにしたのは、ちょうど咲いてくれたキクの鉢。このキクは、お正月の切り花のキクを挿し木したものなので、名前がよくわからないとのこと。白い花びらと黄緑のシベがとても綺麗です。小さな鉢はタマリュウ。濃い緑の葉で全体を引き締めてくれました。これから暑くなる季節にも涼を呼んでくれそうな、さわやかな席飾りとなりました。



天野 亜紀子

ヒメクグ・ハルガヤ・キンミズヒキ・ヒトツバショウマ(自作陶板)
イヌタデ


ハルガヤ


ヒメクグ


イヌタデ


イヌタデの花


 こちらも、今回、初めて席飾りに挑戦です。キンミズヒキの明るい緑の葉の隙間からヒメクグの穂が飛び出す初夏の景色の鉢がメインです。ドライフラワーになったハルガヤも雰囲気づくりに一役かってくれました。受けにしたのは、綺麗なピンク色の花をたくさんつけたイヌタデ。奔放に伸びていた茎を、思い切って剪定したので、いいバランスでいい流れができました。鉢の下に敷いた藍色の布とともに、静かな水辺の景色ができました。イヌタデは秋まで咲き続けてくれます。黄色のキンミズヒキが咲いたら、さわやかな夏の景色になるでしょう。



岩淵 幸子
ヒメアブラススキ・シロバナホトトギス・アキノタムラソウ
トキワシノブ・ユキノシタ (自作陶盤)
セントウソウ(自作陶盤)


アキノタムラソウのつぼみ


ヒメアブラススキ


トキワシノブ・ユキノシタ
セントウソウ


セントウソウ


 綺麗な青色の鉢に合わせて作った背の高い草花の寄せ植えをメインとしました。アキノタムラソウはつぼみはついたものの、咲くまでには至らず残念でしたが、緑の葉が涼やかな一鉢となりました。時間をかけて悩みながら剪定した甲斐あって、草むらを切り取ったような景色ができあがりました。受けにしたのは、トキワシノブとユキノシタ。絶妙なあんばいの鉢こぼれが崖からこぼれそうに生える姿をうまく表現しています。小さな鉢は、個性的な鉢に鮮やかな色の苔を張り小さなセントウソウを植えました。小さいながらもいいアクセントになっています。



岩下 由紀子

ナラガシワ・ユウゲショウ・スズメノヤリ・ヒメツキミソウ(自作鉢)
シロバナホトトギス・オニユリ・ムキュウギク(自作鉢)
コハリスゲ


シロバナホトトギス・オニユリ・ムキュウギク


オニユリのむかご


ムキュウギク


コハリスゲ


 ナラガシワが新緑の綺麗な大きな葉が展開させました。山地底部の沢沿いに自生するというナラガシワ。こちらをメインに山の中の景色を作ってみました。受けにしたのは、むかごがピカピカ輝くオニユリとムキュウギクの寄せ植え。飛び込みで芽生えたこのオニユリ。最初は何のユリかよくわからなかったのですが、このむかごで明らかになりました。小さな鉢に選んだのは、線の細い葉のコハリスゲ。年々、葉が増えるので、かなり間引いて、軽くしています。濃淡様々な緑を楽しめる席となりました。






 みなさん 現場で最終調整をするために、いくつか候補の鉢を持ってきています。また素敵にできたので、皆さんに見てもらいたい作品も持ってきています。それらの全員集合の写真です。