12月は、アプローチに晩秋の菊、アシズリノジギクが咲くようになり、紅葉したモミジの葉も散り始めます。アトリエ横のジューンベリーやヒメシャラの葉もすっかり落ちて、低くなった冬の日差しがアトリエの中に降り注ぎます。天気が良いと暑いくらいです。
■苔玉
12月は、初めての方には、ゴールテリア、2回目以降の方には、バラ科の植物とのご希望から、テリハノイバラとシモツケを準備しました。
シモツケ 石皿にのせて松ぼっくりとともに |
大実ゴールテリア 扇形の陶板にのせて、木の実とともに |
■鉢盆栽
12月は、赤い実のなるヤブコウジを中心にそれに合わせて雪割草やフイリジャノヒゲ、コグマザサ、ヤクシマザサ、フイリユキノシタを準備しました。お正月飾りをご希望の方には、フクジュソウやナンテンなどを準備して、寄せ植えを作っていただきました。
リング鉢で作る鉢盆栽
大実ゴールテリア(初夏:花 夏~冬:実)
バイカオウレン(早春:花 )
コガネシダ(年間:葉) 鉢:大竹慎一郎さん
12月のレッスンは、クリスマスやお正月に飾れる苔玉や鉢盆栽がメイン。赤い実のゴールテリアやヤブコウジが、華やかにしてくれます。
小さい鉢を使った盆栽は、同じ釉薬の鉢、大小を組み合わせて作ると、単体はもちろん、セットで飾ることができるので、楽しさ倍増。
また、今回は、体験陶芸教室のころからプランを練って、お正月飾りを作られた方がいました。黒の釉薬が赤い実や葉、黄色い花を引き立ててくれることと思います。
リング鉢は、赤い実を入れてリース風に。リング鉢は、根がよく回るので、植物の育成にもよいようです。鉢に施した化粧土がコガネシダの色とマッチして、温かい色合いのリースになりました。
皆さんの作った盆栽や苔玉が、クリスマスやお正月で活躍してくれるといいなぁと思います。