少しさかのぼりますが、3月の教室の風景と生徒の皆様の作品です。
3月はアプローチにオオイヌノフグリやヒメオドリコソウが咲き、後半には、アトリエ横のジューンベリーが真っ白の花を咲かせます。
明るい陽射しのもと、色とりどりの春の山野草を使って作品を作りました。
■鉢盆栽
3月は、春に咲くタチツボスミレ、ユキシロキンバイ、台湾バイカカラマツ、そして、少し先に咲く、チシマタンポポ、黒葉ニガナ、ミヤコワスレ、コバノタツナミソウ、チョウジソウ、葉や穂を楽しむ、ヒメカンスゲ、スズメノヤリ、クサイなどを準備しました。
ひなたが好きな草花の鉢盆栽
小さな鉢に植えた鉢盆栽3つ
オトメギボウシ(初夏:花 春から秋:葉)
大輪ヒメフウロソウ(春から秋:花)
セントウソウ(春:花)
セントウソウ(春:花)
タチツボスミレ(春:花)
ヒダカミセバヤ(秋:花 春から秋:葉)
鉢:陶芸体験教室で作った自作鉢
咲いている花や新芽が引き立つ、春の作品に生まれ変わりました。一冬超えた作品は、一緒に植えた草花がお互いになじみ、自然な雰囲気になります。春のお手入れは大変ですが、そんな景色に出会えるご褒美が待っています。
小振りで優しい色の花が多いこの季節。出来上がる作品も可憐です。新芽が出たばかりのものも、春の成長は著しく、このあと一気に花を咲かせてくれるでしょう。
この時期は、春のお手入れのレッスンも増えます。自分が魔法使いになったように春の景色を作りだせるので、この作業が私は大好きです。みなさんにもその楽しさを感じていただけるといいなと思いながらやっています。