1月は、晴れた日は、アトリエは、サンルームのように暖かくなり、暖房いらず。ただ、日が落ちると急に寒くなるので、太陽の動きを見ながら空調の調節が必須。アトリエを作ってから太陽の軌道を気にするようになりました。
1月は寒くて盆栽を作るのには適さないので、苔玉のみの教室となります。
自分で選んだ素材の個性を生かして苔玉が完成。それぞれ選んだ陶板や置物で素敵な景色を演出していただきました。真っ赤に紅葉したナンテンは、色の少なくなるこの時期にとても活躍してくれます。このあと、ナンテンの葉はだんだん緑の葉が多くなり、夏には緑一色に。陶板や置物を工夫して、一年を通して楽しんでいただけるといいなと思います。
お手入れで持ってきていただく鉢を拝見するのも私の楽しみの一つ。苗をお選びいただく時に「このノギクは綿毛も楽しめますよ」と説明するのですが、その通りになったのを喜んでいただけると、私も嬉しくなります。
花の時期だけではなく、その後の種姿や、草紅葉など、一つの植物でも楽しめる要素がたくさんあります。育てていく中で、それらの魅力を一つ一つ発見して実感していただけたらと思います。