小さな自然と一緒に暮らす 季節ごとに姿を変える山野草の盆栽、その作り方、育て方をお伝えする教室です。

2021年7月3日土曜日

第2回 陶芸体験教室の様子

陶芸体験教室の風景 粘土を麺棒で伸ばしている場面
 



 7月後半から9月前半、12月後半から2月前半は、季節的に盆栽をつくるには適さないので、この間、会員の皆様の希望者に向けて、陶芸体験教室をしています。

 講師は、私の陶芸の先生の大竹慎一郎先生です。ご自身でも盆栽をされるので、植物の栽培にもよく、デザイン的にも素敵な鉢を作られます。そして、初心者でもかっこいい鉢や陶盤が作れるよう、丁寧に教えてくださいます。

 今回は、12月後半から2月前半に実施した陶芸体験教室の様子、出来上がった鉢、そしてそれを使って作った山野草盆栽の作品をご紹介します。


陶芸体験教室の様子


鉢は型をつかって基本の形を作ります。

山野草鉢を型を使って成形しているところ

乾いてから、縁をアレンジして、自分の好みの足や高台をつけます。
 
鉢を裏返した写真。4つ足がついている

陶盤は好きな形に伸ばして、板や布で模様をつけます。

布で模様をつけた粘土をロクロに載せて丸く切っている写真

いろいろなハンコも用意されているので、それを押すこともできます。

四角い粘土の板にハンコをおしえている写真

2回目の体験の方は、紙の筒を使って、高さのある鉢に挑戦しました。

筒にした紙に粘土を巻いている写真


成形の終わった鉢と陶板

できたものを乾かして素焼きをするとこんな感じになります。

窯の上に置いた素焼き後の鉢と陶盤

このあと、大竹先生に化粧土がけや釉がけ、本焼きをしていただき完成です。


できあがった作品


お店では売られていない、世界にただ一つのオリジナル作品ができあがりました。

生徒さんの陶芸体験教室の作品。3つの鉢と3つの陶盤

生徒さんの陶芸体験教室で作った作品。鉢3つ 陶盤1つ 小皿1つ


陶盤は表と裏の表情が異なり、リバーシブルで使えます。

陶芸体験教室で作った陶盤 3つ

陶芸体験教室で作った陶盤 裏面


自作鉢を使った山野草盆栽の作品


 完成した鉢は、山野草盆栽の教室でお渡しし、鉢の大きさや色などがレッスンのメニューに合っていれば、その回は自作鉢を作って作成します。

陶板の上のヘビイチゴの山野草盆栽と高い台にのったクジャクシダの山野草盆栽



 左側の鉢と陶板が陶芸体験教室の作品です。ヘビイチゴと八重ヒメフウロソウが植えられています。鉢の柔らかな曲線がヘビイチゴのランナーとよく合い、やさしい作品になりました。長方形の陶盤は、このように鉢こぼれがある作品の下に敷いても素敵ですし、小さな苔玉を載せてもかっこいい感じになると思います。


陶盤の上にのったツクシカラマツの咲いた山野草盆栽



 ふっくらとした丸みをおびた鉢に、小さい花のツクシカラマツ、イシガキヤクシマスミレの入ったかわいらしい作品になりました。秋、ササリンドウが垂れ下がり優しいカーブを描く姿もきっとマッチすると思います。下の陶盤は、木目模様がついておりますが、水面にも見えます。カエルの人形がピッタリでした。



筒型の鉢に入ったフウチソウ、ササリンドウの盆栽とカエルの置物



   こちらは、鉢だけが生徒さんの作品。なかなか売っていない筒型の深い鉢。高さが映えるように、花穂が優しいカーブを描くヒトツバショウマと秋になって垂れ下がるササリンドウが植えられたかっこいい作品です。筒の前面を切り取ったところから、ヒトツバショウマの葉がのぞき、青フウチがいい背景を作っています。草花が自分の重みでカーブを描くようになるとさらに素敵に変化しそうです。


 みなさま、自作鉢で作品を作ると、目の輝きが違います。私も初めて自分で作った鉢を目でみた時、それで山野草盆栽を作った時、とても嬉しかったことを思い出しました。

 みなさまにワクワクの体験をしていただけるよう、また企画する予定です。


2021年6月29日火曜日

9月の山野草・苔玉の盆栽教室のご案内

イヌタデの咲いた山野草盆栽の値洗いとヒヨコの置物




 9月の教室の日程が決まりました。

 暑さも収まってくる9月後半から、盆栽作りのシーズンが始まります。秋は花はもちろん、紅葉や実、穂が楽しめる季節です。秋の景色を映し出す苔玉や鉢盆栽、ぜひ、一緒に作りましょう。

 ご希望の方は、こちらのページをご確認の上、お申し込みください。引き続き、新型コロナウイルスの感染拡大防止の対策をとり、定員も通常4名のところ、2名とさせていただきます。状況により適宜変更いたします。ご迷惑をおかけしますが、何卒、よろしくお願い申し上げます。



 

2021年6月28日月曜日

7月の1day ショップのご案内

カワラナデシコの山野草盆栽と鉢作家さんの作品

 

 

 7月の1day ショップ(山野草盆栽の鉢・陶盤の販売の月1回のショップ)は、7月25日(日)です。です。鉢や陶盤をお探しの方、ぜひ、いらしてみてください。
 ※山野草盆栽や苔玉の販売はありません。

 小さなアトリエで行うので、2名入れ替えで予約制となります。ご希望の方は、こちらのページからお持ち込みください。

2021年6月8日火曜日

6月の1day ショップのご案内

ヤクシマハギの山野草盆栽と鉢作家さんの鉢

 


 6月の1day ショップ(山野草盆栽の鉢・陶盤の販売の月1回のショップ)は、6月19日(土)です。です。鉢や陶盤をお探しの方、ぜひ、いらしてみてください。
 ※山野草盆栽や苔玉の販売はありません。

 小さなアトリエで行うので、2名入れ替えで予約制となります。ご希望の方は、こちらのページからお持ち込みください。

2021年6月4日金曜日

5月の盆栽教室の風景とみなさまの作品

ジューンベリーの実
 

ヤマアジサイ、ヒダカミセバヤ、フウチソウの盆栽3点


 アトリエの庭の、ジューンベリーの実が真っ赤に熟しました。ムクドリやオナガ、スズメやメジロが食べに来ます。アトリエの中から実をついばむ鳥たちを眺めながらの教室になりました。

 ■苔玉の苗

 5月の苔玉は、2名。親子でご参加くださいました。違う種類の苗をお選びいただけるよう、ナンテンとハゼ、モミジを準備しました。
 
苔玉用の苗 モミジ ハゼ ナンテン

 お選びいただいたのは、ナンテンとハゼです。

ナンテンの苔玉

ナンテン
大竹慎一郎さんの陶板にのせて

ハゼの苔玉

ハゼの苔玉
大竹慎一郎さんの陶盤にのせてヒヨコの人形と共に



 ■鉢盆栽の苗

山野草盆栽の苗

 

 この時期は、初夏から秋にかけて楽しめる苗を準備します。今の時期楽しめるのは、コバノタツナミ、イシガキヤクシマスミレ、ツクシカラマツ、少し先に咲くのは、ナチアワモリショウマ、タンナチダケサシ、ネジバナなど、そして秋に咲く、ノギク、ノコンギク、ホトトギスなどを準備いたしました。

盆栽作品 うさぎの人形ともに
日なたの好きな草花で作る鉢盆栽
イシガキヤクシマスミレ(春:花 秋:花)
タンナチダケサシ(初夏:花 秋:草紅葉)
ノギク(秋:花)
鉢:信楽焼

盆栽作品 うさぎの人形と共に
半日陰が好きな草花で作る鉢盆栽
ツクシカラマツ(初夏:花 )
ナチアワモリショウマ(初夏:花 )
コクリュウ(初夏:花 秋~冬:実 年間:葉)
鉢:安達好孝さん
盆栽作品 うさぎの人形と共に
日なたが好きな草花で作る鉢盆栽
イシガキヤクシマスミレ(春:花 秋:花)
コバノタツナミ(初夏:花 )
ノコンギク(秋:花 )
鉢:信楽焼

盆栽作品 半月の陶盤の上
葉を楽しむ草花を加えた鉢盆栽
ツクシカラマツ(初夏:花 )
モンゴルギク(夏~秋:花 )
アサギリソウ(年間:葉)
鉢:阿部三有紀さん
盆栽作品 ヒヨコの人形とともに
葉を楽しむ草花を加えた鉢盆栽
イシガキヤクシマスミレ(春:花 秋:花)
コバノタツナミ(初夏:花 )
ノコンギク(秋:花 )
鉢:大竹慎一郎さん

盆栽作品
初夏から秋に楽しむ草花で作る鉢盆栽
ツクシカラマツ(初夏:花)
ナチアワモリショウマ(初夏:花 )
ホトトギス秋月(秋:花)
矮性ノガリヤス(秋:穂 春~秋:葉 )
鉢:手作り鉢
盆栽作品 半月の陶板の上
葉を楽しむ草花を入れた鉢盆栽
ツクシカラマツ(初夏:花)
ネジバナ(夏:花 )
ヒメクグ(夏~秋:穂 春~秋:葉)
鉢:生徒さん自作鉢

小さな鉢盆栽 2点
小さな鉢の鉢盆栽
大輪ヒメフウロソウ(春~秋:花)
フイリリュウノヒゲ(初夏:花 秋~冬:実 年間:葉)
鉢:萬古焼
ヒダカミセバヤ
鉢:手作り鉢
小さな鉢盆栽 2点
小さな鉢の鉢盆栽
ヒダカミセバヤ
鉢:手作り鉢
八重ヒメフウロソウ(春~秋:花)
フイリリュウノヒゲ(初夏:花 秋~冬:実 年間:葉)
鉢:萬古焼


 いろいろな鉢作家さんの鉢を取りそろえるようになったせいか、皆さまのお選びになる鉢がバラエティ豊かになりました。鉢は、草花が入ると印象が変わります。どんな姿になるのか楽しみにして鉢を取りそろえるのですが、出来上がった作品は想像を超えた姿となります。私も嬉しくなる瞬間です。

2021年6月1日火曜日

7月の山野草・苔玉の盆栽教室のご案内

 


 7月の教室の日程が決まりました。

 7月は、1週目に鉢盆栽、2週目に苔玉の教室となります。根を触る鉢盆栽は、真夏は避けた方がよいからです。
 暑くなる季節、緑あふれる山野草盆栽や苔玉は、部屋に涼を呼んでくれます。暑さ本番となる前に、ぜひ、一緒に作りましょう。

 ご希望の方は、こちらのページをご確認の上、お申し込みください。引き続き、新型コロナウイルスの感染拡大防止の対策をとり、定員も通常4名のところ、2名とさせていただきます。状況により適宜変更いたします。ご迷惑をおかけしますが、何卒、よろしくお願い申し上げます。

2021年5月2日日曜日

4月の盆栽教室の風景とみなさまの作品

アトリエのガラス越しに見えるジューンベリー
 


オオコマユミとヘビイチゴの草木盆栽とヒナソウの小さな鉢



 アトリエの庭には、ジューンベリーの木があります。4月前半は、真っ白な花でいっぱいになり、後半はそれらが、緑の実になりました。メジロやキジバトがこの木によく遊びに来ます。赤い実になると、もっといろいろな鳥たちがやって来るでしょう。

 ■苔玉

 4月の苔玉は、1名。既にナンテンの苔玉をお持ちの方だったので、四季咲きシモツケでお作りいただきました。春から秋にかけて花を楽しめます。
 
大竹慎一郎さんの陶盤の上の四季咲きシモツケの苔玉
四季咲きシモツケ
大竹慎一郎さんの陶板にのせ、ヒヨコの人形と一緒に


 ■鉢盆栽

トレイに入れられた春の山野草苗

トレイに入れられた春の山野草苗

 

 今年は、例年よりも早く花が咲くように思います。5月に咲く花もすでに開き始めておりました。ミヤコワスレやチシマタンポポ、ヒメフウロソウなど花期の長いものと少し先に咲く、ナチアワモリショウマ、タンナチダケサシ、シュムシュノコギリソウなどを取り揃えました。小さい鉢には、クジャクシダなど涼やかな葉を長く楽しめるものや、花期の長いヒメフウロソウなどを。また、秋に背の高くなる、ホトトギスやフジバカマは根の切れるこの時期に鉢に収めておくと作りやすいものです。Step2の皆さんには、そんな秋の花も準備いたしました。

山野草盆栽とニワトリとひよこの人形
春の景色を作る鉢盆栽
オダマキ(春:花 秋:草紅葉)
ヤクシマツルキンバイ(春:花 秋:草紅葉)
コメガヤ(年間:葉 春:花)
鉢:信楽焼

山野草盆栽とフクロウの人形
年間楽しめる鉢盆栽
ミヤコワスレ(春:花)
ホトトギス 秋月(秋:花)
ナチアワモリショウマ(夏:花)
コメガヤ(年間:葉 春:花)
鉢:生徒さん自作鉢

お手入れ前の三つの山野草盆栽
今まで作った鉢のお手入れ(お手入れ前)
初めての春のお手入れを一緒に行いました。枯れ茎や枯れ葉、不要な草を取り、位置の悪いものを植え替えます。一鉢は、弱っていた苗を取り出し、新たな苗を加えてリフレッシさせました。
お手入れ後の三つの山野草盆栽と新しい小さな鉢盆栽
今まで作った鉢のお手入れ(お手入れ後)
右から三つは、お手入れした鉢
一番左は、余剰になった苗と新しい苗で一鉢作りました。
フイリリュウノヒゲ(年間:葉 初夏:花 秋:実)
オトメギボウシ(初夏:花 春~秋:葉)
鉢:信楽焼

山野草盆栽とひよこと卵の人形
ひなたが好きな草花で作る鉢盆栽
ミヤマオダマキ 白(春:花)
チシマタンポポ(初夏:花)
ナチアワモリショウマ(夏:花)
鉢:信楽焼

山野草盆栽とウサギの人形
ひなたが好きな草花で作る鉢盆栽
チシマタンポポ(初夏:花)
アサギリソウ(年間:葉)
ナチアワモリショウマ(夏:花)
鉢:安達好孝さん

山野草盆栽とウサギの人形
ひなたが好きな草花で作る鉢盆栽
チシマタンポポ(初夏:花)
大輪ヒメフウロソウ(春~秋:花)
シュムシュノコギリソウ(夏:花)
鉢:片岡美津江さん

山野草盆栽とウサギの人形

半日陰が好きな草花で作る鉢盆栽
ミヤコワスレ(春:花)
ナチアワモリショウマ(初夏:花)
フイリリュウノヒゲ(年間:葉 初夏:花 秋:実)
鉢:信楽焼

山野草盆栽とウサギの人形
半日陰が好きな草花で作る鉢盆栽
ミヤコワスレ(春:花)
ナチアワモリショウマ(初夏:花)
フイリリュウノヒゲ(年間:葉 初夏:花 秋:実)
鉢:片岡美津江さん

山野草盆栽とウサギの人形
小さな鉢二つ(その1)
クジャクシダ(春~秋:葉)
鉢:生徒さん自作鉢
山野草盆栽とウサギの人形
小さな鉢二つ(その2)
ツユクサ(初夏~秋:花)
ビロードセキショウ(年間:葉)
鉢:安達好孝さん

山野草盆栽とフクロウの人形
ひなたが好きな草花で作る鉢盆栽
チシマタンポポ(初夏:花)
八重ヒメフウロソウ(春~秋:花)
タンナチダケサシ(夏:花)
鉢:片岡美津江さん

山野草盆栽とウサギの人形

年間楽しめる鉢盆栽
ミヤコワスレ(春:花)
ホトトギス 秋月(秋:花)
シュムシュノコギリソウ(夏:花)
鉢:信楽焼

お手入れ前の山野草盆栽二つと苔玉一つ
今まで作った鉢のお手入れ(お手入れ前)
昨年の秋に作った鉢や苔玉の初めての春のお手入れを一緒に行いました。正面を改めて決め、枯れ茎や枯れ葉、不要な草を取り、スッキリさせました。
お手入れ後の山野草盆栽二つと苔玉一つと新しい小さな鉢
今まで作った鉢のお手入れ(お手入れ後)
余った時間で、小さな鉢一つを作りました。
左から二番目
チゴザサ(年間:葉)
鉢:阿部三有紀さん

高さのある台にのった小さな鉢盆栽と長方形の陶板にのった小さな鉢盆栽

小さな鉢二つ
左側
ヘビイチゴ(春:花 初夏:実 秋:草紅葉)
八重ヒメフウロソウ(春から秋:花)
鉢:生徒さん自作鉢
陶板:生徒さん自作陶板

右側
クジャクシダ(春から秋:葉)
鉢:信楽焼




 春は今まで作った鉢のお手入れの季節です。今月はお二人がお手入れのメニューで来てくださいました。鉢をリフレッシュさせるのは、新たに作るのとはまた違う楽しさがあります。リフレッシュした鉢を前に、生徒のみなさんがスッキリした表情になるのを見て、こちらも嬉しくなりました。
 
 今月もいろいろな作品ができあがりました。どんな作品に変化していくか、私も楽しみです。