2021年8月6日金曜日

7月の教室風景とみなさまの作品

黒軸カリヤスにちいさな短冊をつるした山野草盆栽


雨降りのガラス越しの青いキキョウの山野草盆栽
 


 7月は、梅雨が明ける前の前半に、教室を実施しました。雨の日になることも多かったのですが、「雨の日、実は好きなんです」という方も多くいらっしゃいました。激しい雨は困りものですが、雨に濡れて潤いたっぷりの植物たちを見るのは、私も結構好きです。アトリエの庭はすぐそばに植物があるので、そんな景色を眺めながらの教室となりました。

 ■苔玉の苗

カゴに入ったナンテンやハゼのポット苗


 7月の苔玉は、暑い夏、緑の葉が涼しさをもたらしてくれ、秋には見事に紅葉するナンテンとハゼノキを準備しました。


丸い薄緑色の陶盤にのったハゼノキの苔玉

ハゼノキの苔玉
薄緑色の陶盤にのせて


白のラインの入った黒くて四角い信楽焼の皿にのったナンテンの苔玉

ハゼノキの苔玉
信楽焼の皿にのせて、カエルの人形とともに


金属釉の勾玉のお皿の上のナンテンの苔玉

ナンテンの苔玉
大竹慎一郎さんの勾玉の皿にのせて、カニとヤドカリの人形とともに


丸い少し大きめの金属柚のお皿にのったハゼノキの苔玉

ハゼノキの苔玉
大竹慎一郎さんの陶盤にのせて


石のお皿の上のハゼノキの苔玉とカエルの置物

ハゼノキの苔玉
石のお皿にのせてカエルの人形とともに

 ■鉢盆栽の苗

カゴに入った山野草盆栽用のポット苗



 7月は夏から秋にかけて楽しめる苗を準備します。夏の草花は、ヒトツバショウマ、ツユクサ、シュムシュノコギリソウ、オトギリソウ、ホソバギク、ヒメクグなど、秋の草花は、キヨスミシラヤマギク、フジバカマ、ノコンギク、ヒメアブラススキなどを準備しました。


鉢の表面にいっぱい葉が広がった作業前の山野草盆栽
今まで作った鉢のお手入れ(お手入れ前)
約2年前、初めて作った作品です。新型コロナウイルスの関係で、しばらく教室に来られず、その後のお手入れができずにいたとのこと。初めてのお手入れを一緒に行いました。種のついているものを切り戻し、位置の悪いものは抜きます。消えてしまったミズヒキソウの代わりに、新たな苗を加えて、リフレッシュさせました。


ヒビ模様の斜めになった鉢と白い足付の鉢に入った山野草盆栽
今まで作った鉢のお手入れ(お手入れ後)
右側がお手入れした作品
キヨスミシラヤマギク(秋:花)
コバノタツナミソウ(春:花)
ショウジョウバカマ(初春:花)
鉢:信楽焼

左側がお手入れで抜いた苗と新しい苗で作った作品
オトメギボウシ (初夏:花 春~秋:葉)
八重ヒメフウロソウ(春~秋:花)
コバノタツナミソウ(春:花)
鉢:大竹慎一郎さん

舟形の鉢に入ったヒトツバショウマの咲き始めた山野草盆栽とカエルの置物
ひなたが好きな草花で作る鉢盆栽
ヒトツバショウマ(初夏:花 )
シュムシュノコギリソウ(夏:花 )
ノコンギク(秋:花・綿毛)
鉢:片岡美津江さん





草色の鉢に入ったクグとツユクサの山野草盆栽と犬の置物
小さな鉢二つ(その1)
ツユクサ(初夏~初秋:花)
ヒメクグ(夏:花 春~秋:葉 )
鉢:遠藤正樹さん






信楽焼の小さな鉢に入ったオトギリソウの山野草盆栽と親子の犬の置物
小さな鉢二つ(その2)
オトギリソウ(初夏:花  秋:種姿)
ヒメクグ(夏:花 春~秋:葉 )
鉢:信楽焼

 苔玉は、のせる陶盤や皿によって、表情が変わります。鉢盆栽は一つの組み合わせしかできませんが、苔玉は組み合わせを変えられるのが面白いところ。
 皆さまにも写真撮影の折に、いろいろ楽しんでいただきました。家のお皿でもいろいろ組み合わせて楽しんでいただけると嬉しいなと思います。今の季節は、ガラスのお皿も素敵ですよ。