11月は、アトリエすぐ横のジューンベリーがミカン色に紅葉します。太陽もだんだん低くなり、黄緑から黄色のグラデーションの葉越しに光が降り注ぎます。陽射しのある日は、窓をあけて空調なしで実施できました。
鉢盆栽は、選ぶメニューによって、多岐にわたる苗になりました。ダイモンジソウやノジギク、小豆島イソギク、イヌタデなど秋に楽しめる草花、ゴールテリアや大実ヤブコウジ、ヤクシマヤブコウジ、フイリユキノシタなどクリスマスやお正月に楽しめる草花をご用意しました。春の花を加えたり、穂や葉を楽しむ草を加えたりして作ります。今回も、夏に行った陶芸体験教室で作った鉢を使った作品も出来上がりました。
小さい鉢二つで作る鉢盆栽
ゴールテリア(初夏:花 夏~冬:実)
フイリユキノシタ 御所車(年間:葉)
左鉢:生徒さんの自作鉢
右鉢:中国鉢
葉を楽しむ野草を加えた鉢盆栽
コクリュウ(初夏:花・夏~冬:実・年間:葉)
ダイモンジソウ(秋:花)
アジュガ(春:花 年間:葉)
鉢:信楽焼
葉を楽しむ野草を加えた鉢盆栽
ナキリスゲ(秋:穂 春~秋:細長い葉)
小豆島イソギク(秋:花)
イカリソウ(春:花 秋:紅葉する葉)
鉢:信楽焼
ヤクシマヤブコウジ(初夏:花 秋~冬:実)
コクリュウ(初夏:花 秋~冬:実)
バイカオウレン(春:花)
秋は、花はもちろん、実、穂、草紅葉、枯れ姿、楽しみどころ満載です。それぞれ、Stepの進み具合により、いろいろな作品ができあがりました。今回は、自作の鉢も加わって、鉢やお皿との組み合わせがバラエティ豊かです。お好みの敷板や陶盤、小物を合わせての撮影タイムも、教室の楽しみ一つ。たくさんの素敵な景色ができました。一部、私の撮影した写真がボケてしまって、掲載できなかった作品があります。ごめんなさい。
赤い実のものは、寒くなる季節、見ているだけで心が温かくなります。窓越しに眺めたり、部屋に飾ったりして、クリスマスやお正月シーズンを楽しんでいただければと思います。